近年、OverwatchやApex Legendsのようなトラッキングエイムが重要となるゲームがリリースされています。
それまではCounter-Strikeのようなタクティカルシューティングが主流で、正確無比なヘッドショットが求められる為にローセンシが良いとされて来ましたが、Apex Legendsのようなキャラが動き続け上下への視点移動も多いゲームにおいて、ローセンシのメリットは少ないのではないかと考えました。
そこでApex LegenedsとCS:GOでプロの振り向きの値を調べ、どの値が多いか比べて見る事にしました。
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振り向き(180°) | Apex | CS:GO | |
~5.00cm | ウルトラハイセンシ | 1人 | 3人 |
5.01cm~10.00cm | スーパーハイセンシ | 3人 | 5人 |
10.01cm~15.00cm | ハイセンシ | 20人 | 15人 |
15.01cm~20.00cm | ミドルセンシ | 27人 | 73人 |
20.01cm~25.00cm | ローセンシ | 15人 | 124人 |
25.01cm~30.00cm | スーパーローセンシ | 6人 | 119人 |
30.01cm~ | ウルトラローセンシ | 9人 | 86人 |
これを見ても分かる通り、CS:GOではローセンシが多いのに比べてApexではミドルセンシが多くなっています。
Apex Legendsの振り向きTOP3は、17.32cmが11人、14.43cmが8人、21.65cmが6人です。
面白いのがアジアNo.1プレイヤーであるRas選手の振り向きが17.32cm(1200dpi、ゲーム内感度1.0)、チームメイトのSelly選手も同じ17.32cm(800dpi、ゲーム内感度1.5)。加えて、翻訳動画の影響で日本でも人気の高いShiv選手も17.32cm(400dpi、ゲーム内感度3.0)であるという事です。
他のゲームと比べて視点移動の多いApex Lgendsにおいては、ローセンシにおけるメリットよりもデメリットが目立ってしまうようです。またハイセンシは人を選ぶ感度で向き不向きが大きく、日によってaimが安定しない事が多くなる為おすすめ出来ません。
ですので振り向き17.32cmのミドルセンシというのは、自分に合った感度が見付かっていない人が試すには調度良い値だと言えます。
ちなみに世界最高峰のチームであるTSMのImperialHal選手は、400dpiのゲーム内感度2.0で振り向き25.98cm。
Reps選手は400dpiのゲーム内感度1.8で振り向き28.86cmと、2人とも少数派の値になっています。
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自分に合った感度というのは人それぞれ違いますから、17.32cmを基準に感度を少しずつ変更して行くのが良いでしょう。
更にマウスパッドの滑り具合によってもマウス感度は変わって来ますから、そこも考慮しなければならない点となっています。
ですが今回の調査で判明した数値は、感度の迷いの森に入ってしまっている人には参考になるのではないでしょうか。
エイム力を向上させる為に、練習ソフトを利用しよう
Apex Legendsには、デスマッチ等の撃ち合いに特化したマッチが実装されていない為に他のFPSに比べて敵と撃ち合っている時間が短いという難点があります。
エイム力は撃ち合えば撃ち合うだけ向上しますから、Apex Legendsでの撃ち合いを強くしたい場合、エイム練習ソフトを導入して練習する必要があります。
特にApex Legendsが初めてのFPSである場合、トラッキングエイムという部分にフォーカスした練習を行う事は非常に重要な事になって来ますので、下記のソフトを導入して練習してみて下さい。
どちらにもApex用の設定が用意されていますので感覚が狂う心配がありません。
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